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■円形脱毛症

円形脱毛症はの発症頻度(一生で発症する確率)は約1〜2%であり、小児に比較的多く見られる。以前は心理的なストレスが原因と考えられていたが、それを明確に示す科学的な裏づけはなく、現在では遺伝的な素因に基づく自己免疫疾患であると認識されている。

円形脱毛症の症状
円形脱毛症の多くは局所的な急性の脱毛であり、直径数センチ程度の円形状に脱毛巣が出来るのが特徴である。中には、頭全体(全頭型)や全身(汎発型)のような広範囲にわたる脱毛が見られることもあり、このような場合には難治例も多い。
初期症状としては、縮れた毛や切れ毛が目立つようになり、抜けやすい毛が多くなるといった症状が見られる。

多発性通常型
蛇行型(ophiasis型)
全頭型(汎発型)

円形脱毛症の原因
円形脱毛症の原因は明確ではないが、何らかの自己免疫異常であると推測されている。アトピー性皮膚炎、ダウン症候群、甲状腺疾患などの自己免疫に関係する疾患との関連が指摘されることもあるが、いずれも確証はない。心理的なストレスについて言えば、ストレスが免疫系と無関係ではないことから何らかの結びつきは予想される。

円形脱毛症の治療
円形脱毛症の殆どは適切な診断と治療によって回復する。軽度のものは、何もしなくても数ヶ月で自然と治ることが多いが、通常は炎症を抑えるためにステロイドなどの外用で治療することが多い。難治例の場合は、ステロイドの内服の他、雪状炭酸圧抵療法、局所免疫療法などの治療も有効とされている。局所免疫療法は薬品によって軽度のかぶれを繰り返し起こす治療で、作用機序は明らかでないが、経験上、円形脱毛症の難治例にも高い効果を示すことが知られている。

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